自転車と自動車の事故
今日は車と自転車の交通事故について少し書きたいと思います。
車と車では双方動いていた場合、加害者の過失が100%になることはあまりありませんが、自転車と車の場合、自転車が動いていた場合でも車の過失が高くなる傾向にあります。
優者危険負担の原則とは、例えば自転車と車で交通事故をした場合、車は多少へこむ程度ですみますが、自転車はもしかしたら廃車になってしまうかもしれませんね。
自動車と人であれば、もっと被害は大きくなるかもしれません。
このように強者(自動車)が人(弱者)と交通事故を起こした場合、強者の方が被害が小さくなることを前提に考え、強者への事故への注意喚起を促す原則です。
過失の大きな順番は、大型四輪車>四輪車>自動二輪>自転車>人です。
人の中でも子供・老人・障害者は特に過失が小さくなる傾向にあります。
これの特徴として車が完全に交通ルールを守り自転車は交通ルールを守っていなくても車側の過失が大きく出てしまうところです。
自転車に過失が加算されるケースにはこのようなものがあります。
・わき見運転 ・二人乗り ・飲酒運転 ・手放し運転 ・夜間のライト無灯 ・速度が速いなどです
この条件がある場合には自転車の過失も高くなりやすいのでご注意下さい。
先日当院にも自転車に乗っていて、青信号を直進しようとしたところ左折する車に巻き込まれ交通事故に遭われた患者様がいます。
転倒時に首を捻ってしまい、首が使えず大分苦労されています。
当院には首の治療で通われております。
日々の中で首が毎日痛いという事はかなりのストレスになります。
車と自転車の交通事故は重大な怪我になることも多いです。
車の方も自転車の方も十分注意して運転してください。
武蔵藤沢 わかば整骨 金子でした。